世界遺産!古代エフェス遺跡を巡る~2018GW・トルコ Day6③
昼食後は、ガイドさんの車で丘の上にある聖母マリアの家へ。
聖母マリアが最後を迎えた場所と言われており、ローマ方法からの贈り物なども展示されていました。
続いてエフェス遺跡へ。
エフェス遺跡内は広く、トイレが無いので遺跡入口のトイレに必ず行っておきましょう。
Woodyは十数年前のトルコ旅行の時に、ここに来たことがあります。
入場するとすぐに大劇場が見えてきます。
ヒエラポリスの劇場よりかなり大きく、座席も多いです。
ここでは古代ローマ時代には獣とも戦っていたそうです。
私たちは映画の「グラディエーター」のラッセル・クロウを想像していたのですが、ガイドさん曰く実際は、ケガしても痛くないように太った人が戦っていたそうです。
下に降りてみると、実際の広さがよく分かります。
上段の席にいる人も小さく見えます。
大劇場を出て石畳の道を歩いていると、道端の歩道の石に足形が彫られていました。
よくよく見ると、足形の左上にも何かしらのマークが彫られています。
ガイドさん曰く、これは売春宿への道案内らしく、国外から来た人が言語が分からなくてもこのマークを見れば理解できたらしいです。
いつの時代も、男の考えることは変わりませんね(笑)
次に現れるのが図書館です。
当時、国中の本が集められ多くの蔵書があったとか。
壁の細かい彫刻のレリーフがとても美しく、感動すること間違いなしです!
ちなみに、この図書館の道を挟んで正面に先程の売春宿があり、図書館と売春宿が秘密の地下通路で繋がっていたとか。
図書館へ行くと言って売春宿へ行った男が沢山いたんだろうなぁーと思いました。
ここは公衆トイレで、みなさん座って用を足していた様です。
こういう場が市民の情報交換の場所になっていたらしく、用を足しながら政治の話をしていたのでしょうか。
このトイレ、石造りなので冬は冷たそうに思いますよね。
実は便座を温める専用の人がおり、先に座って人肌に温めていたとか。
数年前まで実際に座れたらしいのですが、劣化もあるため今は座れませんでした。
Woodyも座った記憶があります。
道を進むと、道端にギリシャ神話に登場する勝利の女神・ニケのレリーフが立っています。
このニケはスポーツメーカー・ナイキ(Nike)の語源になっており、ニケのドレスの裾がなびく形がナイキのロゴのモチーフにもなっているそうです。
ハドリアヌス神殿の入り口です。
この入り口にも立派なレリーフが彫られており、奥中央の門には美しいメデューサが描かれています。
エフェスには大きな港もあり、多くの物品がこの長い大通りを抜けて街の中に運ばれていました。
エフェスを後にし、次に向かったのがアルテミス神殿跡です。
この神殿は世界の七不思議の一つで、紀元前7~6世紀にギリシャ人が建てた壮大な神殿だったらしく、当時は100本以上の石柱が立ち並びアテネのパルテノン神殿をも凌ぐ大きさだったとか。
その後、羊飼いによって放火され焼失してしまったとか。
いまは復元された石柱が1本立つのみです。
この日はかなり暑く、シロクマ子は帽子を持って来なかったこと後悔しました。