悪天候の中、ミルフォードサウンドへ出発～2017GW・NZ Day5①

この日は雨音で目が覚めるほどの土砂降りでした。

 
朝6時にHaka Lodgeを出発し、レンタカーでミルフォードサウンドに向かいます。

雨の影響もあり外は真っ暗で、どんな道を走っているのか全く分かりませんでした。

Woodyはかなり慎重に運転していました。
2時間ほどすると雨も落ち着きだんだん明るくなり、周辺の山々が見えてきました。

2時間30分ほどでテ・アナウに到着です。
まずは、i Site の隣にある美味しいと評判のパイ屋さんに向かいました。

たくさんの種類のパイの中から、この店一番のおすすめ Venison Pie (鹿肉のパイ）をチョイスしました。
すぐにアツアツのパイが出てきました。
思ったほど臭みは無く、とても美味しかったです。
他にもステーキパイやミンスパイもあり、とても美味しそうでした。
サイズは少し大きめで、一個で十分お腹いっぱいになりました。
なお、このお店はクレジットカードが使用できないので、訪れる際は現金を準備しておきましょう。

あいにくの天気のためテ・アナウ湖はどんより気味です。
湖畔を散策していると有料トイレがあり、$1/人を受付のおじさんに支払い利用しました。
有料な分とてもきれいなトイレでした。

テ・アナウでの小休憩を経て、ミルフォードサウンドへの道をひた走ります。
テ・アナウから先はほとんど民家はなく、ガードレールもありませんが道路は舗装されていて、走りにくい道ではありませんでした。
雨の影響で、並行して流れる川が増水しており、水が迫ってくる雰囲気でした。
ミルフォードロードに入ると絶景スポットがありますが、ミルフォードサウンドクルーズの時間も迫っていたので、帰り道で寄ることにしました。
ホーマートンネルに近づくと、道の両脇には岩ごつごつの山肌がそびえ立ち、大小さまざまな数多くの滝が流れていました。

ホーマートンネルは崖に掘られた小さなトンネルです。

ニュージーランドは自然を大切にする国で、道路やトンネルは最小限の工事しかされていません。

ニュージーランドの自然と共存しているところ好きだなぁ。

トンネル内は一車線しかなく、入り口の信号機に従って進みます。

トンネル内は掘削したままの岩肌が露出しており、コンクリートでも固められていません。
道はトンネルに入ってすぐ下り坂になり、その傾斜角度はかなりきつく、運転するのが怖いくらいでした。

写真で見るより、実際の方がすごく怖かった。
前の車のテールランプを頼りに前に進むのみです。

トンネルを抜けると山間の景色が広がっており、更に下り坂が続きます。
岩肌の滝からはどんどん水が流れ、その水量は増すばかりです。
日本では見れない景色ばかりで、"すごーーーい！！″の連発です。

あまりの絶景ばかりで道中、写真を撮るのに時間を取られ、船着場の駐車場に到着したのが11時5分。
クルーズ船の受付終了が11時10分だったため、駐車場から猛ダッシュ！

シロクマ子はダッシュについて行けず、Woodyが頑張って走ってくれました。
駐車場から受付までが意外と遠く、かなり焦りましたが何とか間に合いました。

ニュージーランドなので、多少遅れても多めに見てくれていると思いますが、、、

今回はネット割引があった、JUCY Cruize Milford Sound を直接予約していました。
船内にはお湯とティーパックがあり、紅茶が飲み放題です。
多言語のパンフレットも置いてあり日本語のパンフレットもあります。

この日は30人程度と少なく、ゆっくり景色を楽しむことができました。

いざ、世界遺産ミルフォードへ出航！！